コーチングでの「やり方」「あり方」(Doing/Being)

コーチング
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コーチングではクライアント(コーチングを受ける人)に「どうありたいか」「どうしたいか」を聴いた上で、具体的な行動を決めていきます。

つまり「どうありたいか=あり方・存在」を明確にし、「どうしたいか=やり方・行動」を決めるといった流れでコーチングが進みます。

この様にすることで、しっかりと目標に向かって行動を起こすことができるからです。

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コーチング関連の本を開くと、下の様に表現されています。

やり方・行動:Doing
あり方・存在:Being

あり方(存在:Being)によって、やり方(行動:Doing)が変わるとも書かれています。
やり方(行動:Doing)はどこから来るかというと、あり方(存在:Being)からと言えます。

「どうあるか」がはっきりしていれば、「どうするか」は出てきます。

あり方(存在:Being)には価値観や存在意義などといったものが含まれていて、その人の存在や人格を示す書きかけの地図のようなものではないかと思います。

地図に描かれている領域は、知識や経験で明らかになっているところで、空白の領域は知識がなかったり、経験していないので何も書かれていない、といったイメージです。
地図かあれば、自分がどこにいるかわかり、行き先(=やり方:Doing)を決められます。

未知の領域は空白になっていて、そこに行ったら(新たな経験をしたら)さらに書き込むということです。

話がそれますが、コーチングの目的はクライアントの地図を明確に描きだすのをサポートして、旅のお供をすることかも知れません。

自分の居場所を確かめ、行き先を発見し、そこへ行き、まだ見ぬ領域に向かい、地図の空白を埋めていくことがコーチングそのものであるとも言えそうです。
最終的な目的としては上に書いたことを繰り返し、最終的にクライアントの方が一人でやっていけるようになるまで同じ目線でサポートする、といった感じでしょうか。

話を元に戻します。
クライアントとしての体験からですが、「あり方」が明確になると、本当に納得がいく「やり方」を見つけることができて、実際にそれをやることで結果が出せます。
「あり方」を大切にして、より良い「やり方」を見いだしていきたいものです。

コーチング指針・心がけ
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株式会社自由の森

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