コーチングでの共感について

今回はコーチングを行なう場合の共感について考えます。

はじめに

コーチングでの共感についてですが、共感とは「他者と感情を共有すること」です。もっと簡単に言うと「相手と同じ気持ちになる」ということです。

最初「共感が起きる」ことについて記事を書こうと思っていましたが、ある本に「共感を行う」と書かれていて、共感には2つ種類があるのではないかと気づいたので調べてみました。この記事では、共感の種類とコーチングで実際にどうしたら良いかを說明します。

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2つの共感

共感には心理学的に、意識的に行う能動的な共感と、意識しなくても起きる受動的な共感があります。

(1)認知的共感:能動的な共感。意識的に共感することで、相手の感情に自分の感情を合わせていきます。
(2)情動的共感:受動的な共感。意識しなくても起こる共感で、相手の感情の影響を受けて同じ感情になります。

コーチングでの共感

コーチングでは主に(1)の能動的に行う認知的共感を積極的に行います。例えば、反映を行う場合、相手の話を傾聴することによって声の調子や表情などから、意識的に感情を共有して相手の状態をそのまま返していきます。

また、相手と感情のエネルギーを合わせて声の調子や表情なども相手に合わせることによって、より一体感が生まれます。一体感が生まれると相手との信頼関係も高まり、コーチングが力強いものとなります。

一方、(2)の受動的な情動的共感が起きること自体は悪いことではありませんが、コーチングを行う上で邪魔になってしまうことがあります。なぜかというと、受動的な共感によって感情が引き込まれて相手に同調することによって、集中して傾聴ができなくなったり、相手の意見に賛同して相手と同じ意見になってしまうことがあるからです。

特に、コーチングでは基本的に相手に対して意見を持つことはありませんので、相手と同じ意見になるのは好ましくありません。

同調への対処法

相手の感情に引き込まれないためには、まずは共感していることに気づくことが大切です。
「そうですよね」「確かに」などは受動的な情動的共感によって、相手の感情に引き込まれて同調が起きているサインです。

情動的共感による同調が起きていることに気づいたら、自分の考えや気持ちは脇に置いて、相手に集中し直しましょう。

まとめ

能動的な認知的共感と、受動的な情動的共感の2つの共感を意識して、適切に対処することによって、コーチングにさらに磨きがかかります。

ぜひ2つの共感の違いに気をつけてみてください。

 

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