前回はコーチングの基本となる傾聴について書きましたが、今回は「じゃあどうやるの?」と言うことで「より深く聴くコツ」について挙げていきたいと思います。
1.相手がどんな人なのか興味、好奇心を持つ
人は興味があることや好奇心が刺激されることに自然と聞き耳を立てるものだと思います。
例えば「目の前の人はどんな人か」「この人は○○な感じがするけど、本当はどうなのか」「他に何が出てくるか」などと考えていると、相手に興味がわいてくると思います。
相手の趣味、興味や最近関心のある事について尋ねるのもいいでしょう。
話の内容にとどまらず、服装や髪型、小物(時計、靴、アクセサリー、バッグ、財布等)や相手が持っている雰囲気なども注意して、それらについて聴いてみるのも面白いと思います。
(例:「その時計お好きなんですか?」「そのネックレス素敵ですね」等)
大げさになってしまいますが、極意は「ありとあらゆる事柄に興味、関心を持つこと」と言えます。
2.自分の判断は加えず、そのまま受け入れる
これは普段あまりやらないとことだと思うので、はじめは結構難しいと思います。
コーチングの学習を進めるうちに気づきましたが「それはちょっと違うんじゃない?」「こうした方がいい」などの判断を加えない方が、自分というフィルターを通らないからか、抵抗が少なく、すんなりと相手を受け入れて聴くことができます。
3.うなずき、相づちでサインを出す
自分が話をしているときに「うんうん」とうなずいたり、「なるほど」「へぇ~」「そうなんだ」など相づちを打ってもらえると、しっかり聞いてもらっていると感じます。
「話を聴いていますよ」とサインを出すので、話す方も安心して話すことができます。
これだけのことですが、気をつけると経験上、より深く聴けるようになります。
参考にして頂けると嬉しいです。
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