ENKEEOサイクルコンピュータの取り付けおよび設定方法

クロスバイク
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一昨年クロスバイクを購入しましたが、走っていて速度が出たほうが楽しいだろうと思ったので、最安のサイクルコンピュータ(速度計+距離計)をAmazonで購入しました。無線だと通信エラーなどがでるようなので、有線でバックライト付き、USB充電のものを選びました。

磁石をスポークに取り付けて、センサーで磁石の通過を読み取る方式なので、原理としては、センサーにコイルが仕込まれており、磁石の通過に伴ってコイルに発生する誘導電流を検知し、2回の検知間隔をカウントすることで速度(=車輪周/検知間隔)を、検知回数をカウントすることで距離(=車輪周×検知回数)を算出する、比較的単純なものと考えられます。

この記事では、設定方法と取り付け方法、動作確認方法について説明しますが、現在ENKEEOでは製造していないようなので完全に自分用メモです。

1.設定方法

端末下側左にあるMボタンを長押しすると、全液晶が点灯後、設定モードになります。Mボタンで項目の設定と送り、Sボタンで設定値の変更です。たぶんMがMenuで、SがSetでしょう。ボタンが2つしかないので面倒ですが、焦らず行いましょう。

車輪周(Wheel circumference)の設定

おそらくここが多くのレビューで設定がわからないと書かれている、つまづきポイントだと思います。説明書に書かれている「Wheel circumference」はググると「ホイール円周」と意味が出てきますので、簡単に言うと「車輪一周の長さ」のことです。この記事では車輪周としました。この数値が正確でないと、速度と距離がズレますので、きちんと設定しましょう。

円周(車輪周)=直径×3.14なので、まずはタイヤの直径を測ります。私のクロスバイクは700×23Cですが、実測で約67.0cmでした。あとで調べたら700Cは約67cmと出ていました…。

単位がわからなかったのですが、説明書で取り付けの項目がメートル法で記載されていることから、初期値の2074を考えるとmmで良いようです。700Cの場合は67cmなので、670mmです。ここに3.14を掛ければOKで、670×3.14=2103.8なので、四捨五入して2104としました。

1の位から順にSボタンで数値を変えていき、Mボタンで次の位に移るので順に設定します。

700C以外のサイズの場合は、直径をメジャーで測るなどして調べて、直径(mm)×3.14の値を小数点なしの整数4桁で入力してください。

トータル距離(Total riding distance)とトータル時間(Total riding time)

0で良いはずなのに初期値が設定されているので、0に設定します。おそらく電池切れの際手動で設定できるようにするものです。

 

車輪周とトータル距離or時間以外の項目は単位や24時間表示、時間、年月日など、見ればわかると思うので省略しますが、適切に設定してください。

2.取り付け方法

この項目では、センサーと磁石の取り付け方法を説明します。コンピュータ本体のブラケットは裏にゴムシートを貼って、通常付属の輪ゴムで止めますが、ゴムの経年劣化で切れるのを避けるため、タイラップで固定しました。

2-1.センサーの取り付け

取り付け位置まで真っ直ぐにいくとコードが余ってしまうので、後輪のシフトケーブルからフロントフォークまで、くるくるツタのように巻きました。

センサーを固定するタイラップの上だけ巻いてからゆるく締めて、適当に位置を決めます。位置決めはマグネットとの兼ね合いなので、調整可能な状態にしておきましょう。

2-2.マグネットの取り付け

マグネットに付いているツマミと一体化しているネジを緩めて、スポークにゆるく取り付けます。これも位置調整を行うので、まずは適当に仮止めでOKです。

2-3.センサーとマグネットの位置調整

センサーとマグネットの間隔が1.5mm程度になるように、位置を調整します。私の場合は、いい感じになる場所が結構高めだったので、センサーのタイラップが1本ムダになりました。

おそらくマージンは倍の3mm取っていると思うので、1.5mmが厳しかったら2mmくらいでも大丈夫だと思います。

また、どうしてももっと離さないとダメな場合、レビューによると磁石を100均で手に入る強力なもの(ネオジム磁石)に取り替えるとうまくいくようです。

位置が決まったら動作確認を行うので、両方とも固定して動かない程度に締めておけばOKです。

2-4.動作確認と本締め

サイクルコンピュータをブラケットにセットして、動作確認を行います。

マグネットがセンサーを通過すれば良いので、マグネットを少しずらした位置から車輪を何度か振って、センサーを行ったり来たりさせます。センサーがマグネットを検知して、コンピュータに速度が表示されればOKです。

速度が表示されない場合は、再度マグネットとセンサーの位置を調整します。

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