勝沼の地元民が飲んでいる安くて美味しい一升瓶ワインを紹介!

母方の田舎が山梨県甲州市勝沼町です。2015年に勝沼で焼き鳥屋を営んでいた叔父が亡くなって勝沼にある家は現在誰も住んでいないんですが、隣の塩山に伯母が住んでいます。

勝沼といえばぶどうとワインが有名で、昨今のワインブームで現地を訪れてワインを飲んでいると思いますが、地元の人たちがどんなワインを飲んでいるかご存知ですか?

今回は勝沼で昔から飲まれているワインを紹介します。

蒼龍葡萄酒の白ワインですが、子供の頃から田舎に行くたびに祖父や叔父たちが飲んでいたので、「ぶどう酒」といえばこれが当たり前でした。大人になってから一升瓶にワインが入っていることが珍しいことだとわかって驚きました。1升で2000円以下と安いのでコスパも抜群です!

やや甘口よりでフルーティーなスッキリした味わいで、酸味や渋みがすくないのでワイン初心者の方や女性にも飲みやすいと思います。欠点としては安さゆえに瓶ごとに味にバラつきがあることです。おかげで、私はフタを開けて香りを嗅いで、当たりかハズレか判別できる能力が身につきました。そんなわけで、安いので一度に3本くらい買うのがオススメです。

勝沼ワインといえば、今でこそカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロー、シャルドネなどのぶどう品種で本格的に作られていますが、これは昔ながらの「ぶどう酒」です。

祖父がぶどう農家でデラウェアを作っていたので、箱作りなどを手伝いながらよく作業を見ていました。小さい粒や色が青い粒をハサミで取り除くんですが、取り除いた粒はぶどう酒を作っている人が桶を持ってやってきたときに渡していました。今はわかりませんが、昔はこれがワインに使われていたんだと思います。材料から本当に土着したワインというわけです。

亡くなった祖父が珍しい飲み方をしていて、梅酒をこのワインで割っていました。これには驚きましたが、機会があったらチャレンジしようと思っています。

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