鏡のようにそのまま伝える「反映」

コーチング
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今回から日常でも役に立つコーチングのスキルを紹介します。
相手が自分の状態を把握し、テンションがより上がったり、下がったりする方法(スキル)です。

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コーチングの言葉で「反映」と言いますが、鏡が姿を映し出すように相手の言葉や状態をそのまま伝えていきます。「楽しかったんだね」「嬉しそうだね」「悔しいんだね」「寂しそう」など、見たまま、感じたまま、思ったままどんどん相手に投げかけて伝えてみると良いでしょう。

相手の姿が浮き彫りになりますが、言われた相手は自分の姿がどのように映っているのか気づいていない場合もあります。身振り手振りを相手の表現したように合わせて返してあげるのも効果的です。

下に例を挙げます。
自分:やりたい気持ちはどのくらい大きいの?
相手:(手を広げて)このくらい大きい!
自分:(相手と同じように手を広げて)こんなに大きいんだね!

言ってもらった経験から言うと「そうなんだ、そうなのかも知れない」とはっとさせられることもあります。相手からどんな反応が返ってくるのかも注意しましょう。
また、冒頭にも書きましたが、相手のテンションが上がっているときはさらに上がり、下がっているときはより下がるといったことが起こります。

相手の気分を盛り上げたいときはかなり役に立つと思います。逆に、テンションが下がっているときは必要なときだけ使うようにした方が良いと思います。

反映を行うタイミングは、相手の感情が動いたときです。また、日本語の文法として感情の表現が語尾に来ることが多いので、語尾をそのまま返すように意識すると良いでしょう。

さらに、核心に迫るフレーズ「どう~?」を組み合わせると効果的です。

こちらも例で見てみましょう。
「すごく嬉しそうだけど、どうしたの?」
「寂しかったんだ…じゃあどうしたらいいかな?」

会話の幅がより拡がると思いますので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

コーチングスキル
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株式会社自由の森

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