恨みや憎しみの感情に良し悪しはないので自分を責めるのはやめよう

ノウハウ・コツ

自由の森で行っているコーチングでも感情を扱うことがありますが、その中でクライアントの方にお願いすることがあります。

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お願いの内容は「たとえマイナス感情でも、感情が沸き起こること自体は自然な現象で良い悪いではないので、自分を責めないでください」ということです。

例を挙げて說明すると、相手に対して恨みを持っているとか、憎く思っている、あるいはがっかりするなど、対象が自分でないとき多く見られますが、マイナス感情が出た場合「こんな感情を抱く自分は最低」という形で自己嫌悪に陥り、自分を責めるということがあるのではないでしょうか。

しかしながら、自分を責める必要はありません。なぜなら、感情が起きるのは生理的な現象だからです。

脳科学的には、感情(情動)は脳の内部にある扁桃体という部分が大きく関わっています。扁桃体は脳の内側にある原始的な部位で、外敵などから身を守る際にすぐ対応できるように反射的に機能するようになっています。

例えば、曲がり角から車が急に飛び出して来た場合、ビクッとして一瞬固まりますよね。この一瞬固まる反応に扁桃体が関わっています。他にも、高いどころで心臓がドキドキしたりといった、危険を察知する場面で頭で考えるより速く反応が起こるのが扁桃体の働きと言われています。これは目で見てから1000分の2~3秒という速さで起こります。

また、感情に対して、理性を司る部分は大脳新皮質の前頭前野で、脳の一番外側にあります。大脳新皮質は進化の過程では一番新しく発達した箇所で、複雑な神経回路を構成しているため、結果として扁桃体の反応より遅くなります。

つまり、感情は理性より速く発生するので、意思の力(理性)では止めることはできないのです。したがって、感情が起きることに対して自己嫌悪に陥って責めても仕方ないということです。ただし、こういったことで自己嫌悪に陥るのは、私たちが理性を持っている証でもあり、同じ理性の力で対処が可能だということです。

お腹が空くことを悪いと思う人はいない(ダイエット中は例外!)のと同じように、感情に関しても良い悪いではなく、起こったこととして受け止めること、感情にどう対処して行動するかが大切です。そして、どう対処するかは理性の力を存分に発揮する場面です。

感情の対処(コントロール)については下の記事をご覧ください。

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自分の持っている感情は人に伝染します。どういうことかというと、嬉しい、楽しい、イライラといった感情やそのときの気分が他の人に影響を与えるということです。 実際、仕事をしているときにイライラした気分でいると、周りの人にも...

感情(情動)と脳の働きについては下の書籍が参考になります。

もし、ひとりで感情のコントロールを行うのが難しい場合や、お悩みを抱えている場合は無料体験コーチングを行っています。あなたが一歩踏み出すお手伝いをいたしますので、お気軽にご相談ください。

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