伝えないとわからないから伝えよう

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「以心伝心」という言葉があります。言葉や文字を使わなくても相手と心と心で分かり合える、といった意味ですが少し疑問を覚えます。

理想的な関係だと思いますし、そうありたいとは思いますが、本当に言葉や文字で伝えることなくわかりあえるのでしょうか。例として私が体験したことをお話しします。

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ある時、友人から3日後にあるイベントがあるけど来ませんか?といった内容でお誘いのメールがあり、翌日に参加する旨の返信をしましたが、その日は連絡がありませんでした。

結局当日になっても連絡がなかったので、行くのは止めにしようと思って自宅でのんびりしていたところ、イベントが始まる時間の直前に「今どこにいるのか」と電話が入りました。これからでも来るようにと言われましたが、行く準備などしていませんので、お断りしました。

「連絡しなくても来る」という友人の思いこみと、「連絡がなかったから行かなくて良い」という私の思いこみが、すれ違いの結果を呼んだのだと思います。どちらが悪いという訳ではなく、友人が連絡をした方が良かったし、私からどうなっているか確認した方が良かったのです。

皆さんの身の回りでも、こうしたことはありませんか?伝えていなくてもわかるかな?と思ったときは伝えた方が良く、確認しなくても大丈夫かな?と思ったときは確認した方が良さそうです。

仕事の関係はもちろん、仲の良い友人、恋人同士、あるいは家族の間でも同じ事が言えるのではないでしょうか。思いはなるべく形にして伝えて、すれ違いにならないよう、気をつけたいものです。

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