人格や記憶が別の何かに移せたとして、今この私という個体の死はどうなるか問題

ひとりごと
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今すごく気になっているのがタイトルの問題についてです。

これから技術が進歩すると、記憶や人格がコンピュータ上に移せたり、別個体に移せたりできるようになると言われています。ところで、移した先は継続した自分が続くので良いかもしれませんが、元の個体であるところの、「今この私」という存在が死んだらどうなるのかについて、めちゃくちゃ気になっています。

他にも、切り換えは寝ているときに元の個体を殺して新しい存在をスタートさせるのかとか、その時夢を見ていたら夢も引き継げるのか、引き継げない場合も考慮して麻酔で無理やり意識を落とすのが良いのかなども気になります。

また、脳の機能だけコピーしても、身体があっての意識とか性格が決定するかもしれず、生体にせよ機械にせよ、別の体に移したら全然違う性格になってしまう可能性があるのかないのかなど、考え始めるとキリがありません。

話を元に戻すと、寿命なり病気なりで、元の個体「今この私」はいずれ死んでしまうわけですよね。そうなった場合、個体としては死ぬので、この人生自体は終わってしまうけれども、別個体で存続する方は、本当に「今この私」たるものなのかどうかがよくわかりません。

新しい個体のほうに人格も記憶もそっくりコピーして、物理的あるいは機能的には元の本人と同じように振る舞うけど、実は魂は引き継げないから、本人の人生としてはそこで終わりで、新個体は別の魂あるいは魂なし状態でリスタートとかだったらイヤじゃないですか?この場合、旧個体の能力だけ生かして働かせるような、新しい搾取構造が生まれてしまうと思うんですけど、どうなんでしょうか。数十年単位で時間がかかるような研究の分野などでは、特に有用だと思うんですよね。

なんでこんなに気にしているのかと言うと、私はこの技術があったら、寿命を延ばして1000年くらい生きてみたいと思っていて、今この私が死んで終わりだと困るからです。まず100年くらい掛けてお金を稼いで資産を作ってついでに英語をマスターしてから、飽きるまで世界中のあらゆる場所に住んで10年づつ暮らしてみたいです。

ただ、人類が長寿命になると、人工が増えすぎて地球の資源だけでは足りなくなるので、近くの星に引っ越す必要もありそうです。NASAで火星のテラフォーミングについて研究しているので、最後は火星民として開発などに協力しながら余生を過ごすのも良さそうですね。さらに、寿命が1000年あれば、近くのハビタブルゾーン(恒星系で水が液体で存在できる区域)にある系外惑星にも行けるかもしれません。オラわくわくすっぞ!

長寿命化すると組織としてメンバーが固定化するため、多様性の観点からするとあまり良くないような気もするので、生殖で違う遺伝子を取り入れて、次世代につなげる仕組みはかなり優れていると思います。

つらつらと思うまま書きましたが、人格と記憶を移して長寿命化する技術ができたらぜひ利用したいので、まずは誰かに試して頂いて報告をお願いしたいところです。ズルいけど、自分がそのまま移行できる確証が掴めたらやりたいと思います。

ひとりごと科学・技術
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株式会社自由の森

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