コーチング・バイブル第4版

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私がコーチングを仕事にするきっかけになった運命の書「コーチング・バイブル」の最新第4版が発売されていたので、早速Kindle版を読みました。

旧版との主な違いは、コーチングが社会に浸透している現状を踏まえ、コーチングスキルがリーダーの重要なコンピテンシー(専門知識・スキル・ノウハウなどの行動特性)になっていることについて触れられており、コーチングのプロを目指す人だけでなく、リーダーやマネージャーが活用できるような説明や具体例が数多く示されている点です。

内容ですが、CTIが提唱するコーアクティブ・コーチングにおける4つの礎・5つの資質・3つの指針と、関連する傾聴や質問を始めとするコーチングスキルについて、詳細な解説に加えて具体例や章末のワークを交えて紹介しています。本文も充実していますが、巻末にはツールキットとして、質問やビジュアリゼーション、人生の輪や価値観のツール、契約書や導入セッションの流れなど、これから仕事としてコーチングを行う人にとっては至れり尽くせりの内容になっています。

読んでいて気づいたことは、コーチングを学んだり実践する上で分かりにくかったり、冗長だったスキルやツールについては、肝心な部分は押さえつつ簡素化されていることです。そのため、従来より洗練されて使いやすくなった印象を持ちました。

特に巻末に掲載されているビジュアリゼーションは以前ワークショップ受講時に経験していて、かなり長かったのですが、アップデートによって1回のセッションに収まる長さになりました。したがって、これまで強力だと知りつつも、時間的な制約で行うことができなかったジレンマが解消されています。

また、詳細が省かれたことによって精度が落ちることが懸念されますが、逆に余白が生まれることにより、アレンジや調整がしやすいメリットがあると考えています。

さらに、コンサルティング・メンタリング・コーチングの違いと、セラピーおよびカウンセリングとの違いについても説明があり、コーチングを行う上で気になる点はほとんど網羅されていると言って良いでしょう。

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私は2005年にこの本の初版を読んで、CTIジャパンが主催するコーチングのワークショップを受講したので、ワークショップで体験したことを思い出しながら読みました。読みすすめるうちに、当時の感覚や感情を思い出してきて、初心に帰ることができました。

また、コーチングを実践する中で、私が経験的に追加や修正して行っていたことについて組み込まれていたことがいくつかあり、驚くとともに「これでいいんだ」と安心しました。ひとつだけ文句を言うなら、内容とは関係ありませんが書名は誤解を招きやすいので、いい加減原題にしてほしいところです。

私を含め、界隈のプロコーチたちが何度読んでもその度に発見や気づきがあると言われているほど内容が濃くて本格的なので、難しく感じることも多いと思いますが、プロコーチの方はもちろん、コーチングを学んでいる方でさらにレベルアップしたい方や、組織のリーダーやマネージャーでメンバーの自主性を高める対話スキルを身につけたい方、コミュニケーション力を高めたい方に自信を持ってオススメします。

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