ゲーム・オブ・スローンズ最終章ネタバレ感想

駄散文
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昨日の記事にも書いた通り、ゲーム・オブ・スローンズの最終章がプライムビデオの特典になっていたので、昨夜から今日の午前中にかけて一気見しました。気になったところをピックアップしてネタバレありで感想を書いてみます。

まずオープニングから気合が入っていて、今までは俯瞰するアングルが多かったんですが、最終章というだけのことはあり、建物内部まで入り込んで鉄の玉座が出てきます。 クレイアニメのような質感や演出のCGで、ドラマにまつわる地域や建物が出来てくる映像なんですが、どうしてこのようなオープニングになったのかというのがすごい気になっています。センスがすごすぎて良くわかりません。

最終章は全体的に画面が暗くて、部屋を真っ暗にしないと何が起きているかよくわかりません。

1話でついにジョンの出生の秘密が明かされ、本当の名がエイゴン・ターガリエンであることが明らかになります。デナーリスはジョンの叔母にあたるので、まさかの近親相姦…。ジョンがデナーリスに話したことで2人の間に溝ができますが、これが終わりの始まりでした。ジョンは正直なので、身内に話さない選択がなかったのが悲劇でしたね。

そんなこんなで死の軍勢との戦いが始まり、最初は人間側が押しているかのように見えましたが、敵方のドラゴンゾンビも参戦して押され始めます。圧倒的な危機的状況になり、ブランの元にラスボスの夜の王が迫りますが、シオンがブランを守って殉死します。ブランもやられるかと思った瞬間、アリアが飛び込んで来て初撃は外しましたが、ナイフで夜の王を倒します。予言通りアリアが決めてくれました!!アリア推しなのでメチャクチャ嬉しいです。

死の軍勢に打ち勝ったデナーリスは、ついにサーセイとの決着を付けるべく王都に攻め込もうとします。何とか民の虐殺を防ぎたいティリオンが、捕まったジェイミーを逃したり、デナーリスを説得しますがダメでした。デナーリスはドラゴンの圧倒的な力によって、鉄水軍や巨大弩のスコーピオンを全滅させ、街の人々も焼き払ってしまいます。緑色の「野火」にも引火して王都は壊滅状態になってしまいます。ここまでやるデナーリスの情念が強すぎてヤバい。

猟犬と山の兄弟決戦も熱かったですね。最後は道連れエンドでしたが、実力差を考えると妥当なところでしょう。この前にアリアが「サンダー」と声を掛けてありがとうと伝えたのが胸熱でした。復讐に身を焦がした者同士、分かり合ったり馴れ合いはしないけど通じるものがあったんでしょう。この2人の関係がすごく好きです。

サーセイは最後にジェイミーと再会しますが、2人とも瓦礫の下敷きになって死んでいるのをティリオンが発見。ここはティリオンがいたたまれなかったです。

ジェイミーを逃した罪で牢に入れられたティリオンのところにジョンが訪れ、ティリオンがデナーリスの抹殺する正義について話し、「選べ」とジョンに促します。結局ジョンはデナーリスに愛と忠誠を誓いながらナイフで刺します。

最後のドラゴンであるドラカリスがデナーリスを失った悲しみと怒りで、炎のブレスで鉄の玉座を溶かしてしまいます。

良くも悪くも予想を裏切られました。鉄の玉座に対する野心がある者は全員死亡エンドでした。シリーズ7までを観た予想ではジョンとデナーリスの間に子が生まれて、サーセイとジェイミーの子と一緒になってすべての王国の血を引く者が統治すると思いました。

ティリオンの提案によってブランが王に選ばれますが、ブランは了承し、サンサ以外は満場一致で王になります。ティリオンを王の手に指名しますが、ここは胸熱でしたね。サンサは北部を独立領のままにすることを宣言したため、六国の統治者が誕生しました。

最終的に誰が王になるか考えながら観ていましたが、デナーリスが死んだ時点でジョンもなさそうなので、ブランはありうるかもと思いました。ブランはある意味超越者なのでどうなのかとは思いましたが、結局収まるところに収まりました。立場上FSSの全知全能神みたいな観察者かと思ったけど、統治者になりましたね。

ジョンは立場上処刑しても自由にしても戦争になるため、ナイトウォッチに戻ります。ジョンが最初から最後まで貧乏クジを引きまくって、結局古巣に戻るのが切ないですね。正直者が馬鹿を見るようで厳しいです。

アリアは船で旅立ちますが、最後まで生き残ってくれたので万々歳です。

ゲーム・オブ・スローンズはドラマ全体を通して欲望や愛憎、陰謀に暗殺など、人の闇という闇をブチ込んで、グツグツ煮込んだような闇の深さが最高に面白かったです。予算もすごく掛かっていそうで、衣装や小道具にセットなど見事に世界観を表現していたと思います。

原作者のジョージ・R・R・マーティンとフロム・ソフトウェアがコラボして製作しているアクションRPG「ELDEN RING」も2022年2月に発売されるので、こちらも楽しみです。

ELDEN RING オフィシャルウェブサイト
ELDEN RING オフィシャルウェブサイトです。

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