失敗の科学・紛争でしたら八田まで4巻

駄散文
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最近の最大の失敗は、原神で夜蘭(CV.遠藤綾)をお迎えできなかったことなので、記事の内容とはほぼ無関係ですがこの画像にしました。

失敗の科学

Kindle Unlimitedで積んでいた書籍「失敗の科学」を昨日から今日に掛けて読みました。

この本では失敗の効能について、医療業界と航空業界の対比などを通じて説明されています。具体的には失敗が起きた場合、犯人探しや非難よりも改善の機会として活かしたほうがより良い組織になるということを事例や研究結果を元に解説しています。

私たちは、失敗を認めるのが難しいようにできているようで、明らかに失敗していても、その事実の解釈を改変してまで失敗を認めずに正当化してしまう「認知的不協和」を起こすことが明らかになっています。このような正当化が医療や政治、司法などあらゆる場面で起こっていて戦慄を覚えました。

逆に、失敗を認めて成長の機会にできれば、航空業界が行ってきたように改善し続けることが可能となり、これは科学的な態度と同じということも説明されています。中世ヨーロッパでキリスト教が台頭することにより、神の絶対的教えに背くことから、実験を通じて事実を検証していく科学の進歩が止まったことにも言及があり、興味深かったです。

特に私が気になったのは、日本での失敗を極端に恐れる傾向にも言及があったことで、起業する人の割合が他国に比較して少なく、1.9%だそうです。自分の周りには弟やコーチング仲間をはじめ割とたくさんいるように感じますが実際は少数派みたいで、5%はいると思ったけどもっと少なくて驚きました。また、起業する人の少なさが日本の経済が良くならない理由として分析されているようです。

話が前後しますが失敗とともにフィードバックの重要性についても言われていて嬉しくなってしまいました。なぜかというと、現在開催しているコーチング勉強会では失敗OKなので、どんどん失敗してチャレンジすることを推奨しているのと、実践の後にフィードバックを全員で行うので、学びが大きいと確信していますが、研究結果や事例を元に本書が効果を実証しているからです。

まさに本書で取り上げられている「マージナル・ゲイン(小さな改善)」で少しづつ実力が付いてくるので、コーチングに限らず、どんなスキルの習熟にも通じるやり方だとと思います。かなり役に立つというか、私の経験的な仮説を実証してくれて非常に良かったです。

本書はカール・ポパーの引用が多く、気になったのでKindle Unlimitedで適当に何冊か読んでみようと思います。

紛争でしたら八田まで4巻

ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに3巻まで読んでいて、続きを読むのを忘れていた「紛争でしたら八田まで」の4巻を読みました。

この漫画は主人公の八田百合が、地政学の知識と経験を元に様々なトラブルを世界各地に赴いて交渉と武力(強い)で解決する話ですが、この巻の内容は、インド編後半とアイスランド編前半でした。

インドは人口も多くカーストや宗教など、様々な問題が絡み合って複雑な社会を形成していますが、自国だけでも厄介な上に国際情勢も絡んできて大変みたいですね。具体的にはカースト間の婚姻が困難だったり、ヒンドゥー教とイスラム教の対立があったりしますが、丁寧に取材されているようでかなりリアルに近年の状況を把握できるように感じます。

アイスランドは通貨の下落をきっかけに、観光と、地熱による発電コストの安さや寒冷な気候を利用してデータセンターを誘致するなど、近年経済状況が爆上がりしたそうで、全然知らなかったので非常に参考になりました。

この漫画の良いところは、紛争を解決するだけでなく、各地域のお酒や食文化を紹介している点です。私がお酒好きで食いしん坊なのもあり、見知らぬ土地の食べ物の描写があるとすごくワクワクしてしまいます。

ということで、続きが楽しみな漫画のひとつです。

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