次につなげる問い「設問」

コーチング
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設問とは字が示していますが「問いを設ける」、言い換えると「用意された質問」です。コーチングでは主にセッションの最後に投げかけて、次回までの宿題にすることが多いです。

話の内容(テーマ)が重い、あるいは難しいもので、答えを出すまでに時間がかかる場合があります。そんな時に、宿題としてテーマに対してどうしたいか、どう思うか、といったことを考えてもらいます。

設問もコーチングの場合は拡大質問となります。下に例を挙げます。

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設問の例

・豊かな人生とは?
・逃げていることは?
・今後のためにやることは?

また、設問は話の内容からの流れで作ることもできます。
具体例で見てみましょう。

具体的な例

自分:これから必要なことはなんですか?
相手:より多くの人に知ってもらうことだと思います。
自分:どうしたら多くの人に知ってもらえると思いますか?
相手:色々やり方があると思うんですけど、考えるのに時間がかかりそうです。
自分:わかりました。それでは、来週までに「人に知ってもらうとはどういうことか」について考えて頂きたいんですがいかがですか?
相手:なるほど、「人に知ってもらうとはどういうことか」ですね。考えてみます。
自分:お願いします。では来週結果について教えてください。
相手:わかりました。ありがとうございます。
自分:お疲れ様でした。また来週よろしくお願いします。
相手:こちらこそよろしくお願いします。では失礼します。

上の例では話の内容から、「人に知ってもらうにはどういうことか」という設問が出ました。

設問を持つと、その問いについて考える時間が多くなるので、気づきを促すときや深めるときに有効です。考えるのに時間が必要な場合やテーマが重い場合などは活用してみてください。

「来週まで」「月末まで」など、期限を決めて結果を確認することもお忘れなく。

下のコーチング・バイブルには巻末に設問の例が紹介されていますので、良かったら参考にしてください。

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