マゼラン

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マゼラン

さっきまで録画していた「地球ドラマチック」のマゼラン回を観ていましたが、中々散々な旅路で、海峡だと思ったら大きな河でガッカリしたり、食料を積んでいた船に逃げられたり、後にマゼラン海峡となる海峡を見つけて太平洋に出たものの、マゼラン本人は帰国できずに途中で殺されたりとかなり悲惨でした。

Wikipediaのマゼランのページが番組より詳しいので、読み込んでしまいました。

フェルディナンド・マゼラン - Wikipedia

まずは概要を引用します。

マゼランはヨーロッパから東洋の香料諸島(モルッカ諸島)への西回りでの渡航ルート発見を目指して旅立ったポルトガル人航海者である。1519年スペイン王の信任を得てスペイン船5隻の艦隊を率いてスペインセビリアを出発したマゼランは南アメリカ大陸南端のマゼラン海峡を発見して太平洋に到達し、マゼランは途中1521年フィリピンで戦死したが、残された艦隊が1522年に史上初めての世界一周を達成した[2][注 1][注 2]

マゼラン自身は世界一周を成し遂げてはいないものの[注 3]、人類初の世界一周航海(周航)を達成した艦隊は「マゼランの艦隊」として後世に名を残している[2]。マゼラン海峡のほか大マゼラン雲小マゼラン雲[3]マゼランペンギン[4]宇宙探査機マゼラン[5]小惑星(4055) Magellan[6]など多くの物が航海者マゼランの名にちなんで名付けられ、また南米パタゴニア[7]太平洋の名はマゼランが名付けたとされる[注 4]。マゼランの功績は太平洋の広大さの発見により地球の概ねの大きさを示し、世界の地誌の確立に大きく貢献したことである[8]

バスコ・ダ・ガマがインド航路を発見してから20年後の1519年に、マゼランは西廻りで香料諸島を目指そうとしたものの、祖国のポルトガルからは支援を受けられずに敵国のスペイン王に支援を受けて航海するのがまず驚きました。

私はゲーム「大航海時代Online」で、ポルトガルからインド航路でインドでコショウを積んでヨーロッパで売り捌くと、航海は海賊や敵船がいて危険ですが100万単位でメチャクチャに儲かるので近海での交易がアホらしくなり、以降インド交易一択になりました。したがって、敵国に寝返って本国に狙われるリスクを犯してでも一攫千金を狙いたくなる気持ちは体感的に理解しています。

結局、約3年掛けてスペインに帰国しますが、途中でマゼランはセブ島で殺され、5隻だった船は1隻のみになり、約270人いた最初の乗組員はわずか18人になります。生存率が15分の1とかキツすぎですね。

生き残った1人、ピガフェッタの体験がかなり胸熱です。Wikipediaから引用。

なお、ピガフェッタは出航以来毎日欠かさず日記を付けているが、ビクトリア号が世界一周達成を目前にアフリカの西にあるヴェルデ岬諸島に立ち寄ったとき、ピガフェッタの日記では水曜日であるはずがヴェルデ岬諸島では木曜日であることを知り大変驚いている。21世紀の現代人にとっては地球を西回りに1周すれば日付が1日遅れるのは当たり前であるが、人類初の世界一周の記録者ピガフェッタは地球一周による日付のずれを実感した最初の人間になったのである

結局、航海の途中で殺され、せっかく発見した西回りの航路は危険が多すぎるために使われず、マゼランは報われないなぁと思いましたが、海峡や星雲の名前になったり、偉大な冒険者として讃えられて歴史に名を残せたのが救いかもしれません。

久しぶりに大航海時代Onlineがやりたくなりました。

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