鶏油セロリ炒飯・父の通院付き添い・ケーキの切れない非行少年たち

駄散文
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鶏油セロリ炒飯

今日は残ったセロリを使うべく、昼に鶏油セロリ炒飯を作りました。

鶏油大さじ2くらいでタマネギのみじん切りを炒めつつ、セロリを切ります。

タマネギに火が通ってきたらパックのご飯をレンジで温め、切ったセロリをフライパンに入れて油になじませます。

ご飯が温まったらフライパンに投入して、ほぐしながらよく火を通したらオイスターソース大さじ1を入れてさらによく混ぜて、コショウを振ったらできあがりです。

スパゲティばかりだと飽きてしまうので今日は炒飯にしましたが、完全にパラパラとはいかずもっさりした食感になってしまいました。味はセロリと鶏油とオイスターソースの組み合わせが抜群なので美味しかったです。

父の通院付き添い

8月から始まった父の通院付き添いですが、いつも長時間待たされるので今日は思い切って午前中の受付締め切り時間になる11時前に行ってみました。

今日は11時23分に呼ばれたので、かなり待ち時間を短縮できたので次回以降もこの作戦でいこうと思います。

また、先日デイケアを行っているリハビリの病院に見学に行って、指導書を書いてもらうように書類を渡されていたので、先生に説明しつつお願いをしてきました。これで父の介護関係の手続きは病院とのデイケア契約のみとなりました。これでやっと予定していた手続きが全部終わって介護の体制が整います。

まあほとんどケアマネさんが段取りを付けてくれて、業者や病院とつないでくれたため、ただスケジュール通りに動くだけでやること自体は楽勝でした。専門のプロがフォローしてくれるのが本当にありがたいですね。

また、今日はタクシーで行って病院まで歩きましたが、父の歩行も毎日の筋トレでだいぶマシになってきました。これで自主的に運動して鍛えてくれれば手を離せそうなので、なんとかそこまで頑張って仕組みを作れたらと思います。

ケーキの切れない非行少年たち

ずっと気になっていた書籍「ケーキの切れない非行少年たち」が先月Kindle Unlimitedの対象になっていたので、今日読んでみました。

概要は書籍の説明ページから引用します。

児童精神科医である筆者は、多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子ども」が沢山いるという事実に気づく。少年院には、認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年が大勢いたが、問題の根深さは普通の学校でも同じなのだ。人口の十数%いるとされる「境界知能」の人々に焦点を当て、困っている彼らを学校・社会生活で困らないように導く超実践的なメソッドを公開する。

知的障害と診断されるのはIQ70未満の場合で、全体の2%に当たり手帳などの支援が受けられますが、境界知能といわれるIQ71~84の人が14%いて、支援が必要にも関わらず社会から取りこぼされている場合が多いとのことです。

「ケーキの切れない非行少年たち」というのは、この境界知能に入るため認知力が弱く、見る力、聞く力などに問題があり、ケーキを等分に切ることができなかったり、「自分が悪いことをした」という認識すらないため、そもそも「反省以前」ということです。

現在、非行に走り罪を犯す原因については解明されているものの、どうやったら防げるかの対策についてはほぼ手つかずの状態のため、ここに焦点を当てて支援するべきだというのが著者の主張です。

また、このような少年たちに認知を高める訓練を施すのが有効との仮説を提示あり、具体的な方法として著者が開発した「コグトレ(認知のトレーンング)」を紹介しています。

個人的に驚いたのが性的非行に走る少年の95%くらいがいじめや虐待を受けていて、そのストレス発散に罪を犯してしまうとのことで、その対象が幼女だというのも衝撃でした。

認知機能に問題があり、ソーシャルトレーニングの効果が及ばない人たちもいるということで、社会全体の課題として支援を行ったほうが良いと知ることができ、まずはコミュ症の人の支援からですが、いずれはこういった支援に関わる活動もしていきたいと思いました。

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